デモ評価ガイド (先生にお願いしたい確認のしかた)
所要時間の目安:通読5分 + 操作20〜30分
これは何のシステム?
会計事務所さまが、顧問先に 「書類をフォルダに置くだけ」 の体験を提供する Web ツールです。
顧問先がスキャンした請求書・領収書を AI が読み取り、仕訳ドラフトを作成 → 先生が承認 → 各社の会計ソフトへ連携します。
※ 本デモはモック画面と動作プレビューです。実際のお客様データ・実 API 送信は行いません。
1 全体像(30秒で把握)
処理は次の4段階です。先生が触るのは主に ③ 仕訳の承認 と ④ 月次の確認 です。
| 段階 | 誰が | 何をする |
| ① 書類を置く | 顧問先 | 専用フォルダ(Google Drive 想定)に PDF / 写真を保存するだけ |
| ② AIが読み取り | システム | 取引先・金額・日付・勘定科目を推論し、仕訳ドラフトを作成 |
| ③ 仕訳の承認 | 先生 | 確度の低い仕訳を中心にチェックして承認・修正 |
| ④ 各社ソフトへ連携 | システム | 承認済みのみ、マネーフォワード / freee / 弥生 へ送信 |
2 触っていただきたい3つのシナリオ
下のリンクは別タブで開きます。順番に進めると一連の体験ができます(所要 20〜30 分)。
A. 顧問先側の体験(DriveKeiri)
「書類を入れるだけ」が顧問先にどう見えるか、を確認してください。
- DriveKeiri ログイン画面 を開く → そのまま 「ログイン」(デモのため入力不要)
- ホーム画面で 「今月の処理状況」「書類がどこまで進んでいるか」を確認
- 左メニュー 「Google Drive」 を開き、ページ下部の 「書類を置いてみる(デモ操作)」 でサンプルボタンをクリック
→ AIが 受信 → 読み取り → 判別 → 抽出 → 仕訳生成 → 税理士へ送信 する流れがその場で再生されます
- 左メニュー 「AIからの質問」:内容が曖昧な書類は、選択式で顧問先に確認できます
- 使い方ガイド:顧問先にそのまま配布する想定の説明資料です
B. 事務所側の体験(先生が使う画面)
毎月の業務を、複数顧問先で「同じUI」で進める想定です。
- トップ → 「KessanPilot のデモを開く」
- ダッシュボード:顧問先一覧・締め進捗・優先アラート・配信予定レポート
- 仕訳候補の承認:AIが作ったドラフトを 確度(高/中/低) 別に確認・承認
- 月次締めチェック:残高差異・滞留・異常値を AI が検知
- 経営レポート生成:顧問先向けの月次レポートのたたき台
C. AIの仕訳イメージ(実体験ミニ)
シナリオAの「書類を置いてみる」で 「請求書サンプル」「領収書サンプル」「AWS請求書サンプル」 を順に試して、抽出された取引先・金額・税区分・推定勘定科目・借方/貸方が 先生の感覚と合っているか 見てください。
3 評価していただきたいポイント
「使う側」と「事務所側」で観点が違います。気になった箇所は次の章のフィードバックでお送りください。
| 観点 | 確認していただきたい点 |
| UX(顧問先) | 「書類を入れるだけ」は本当に顧問先に伝わるか/怖さや迷う点はないか |
| UX(事務所) | 仕訳承認の手数・並び順・確度の見せ方は実務に合うか |
| 仕訳精度 | サンプル仕訳の勘定科目・税区分の妥当性(実運用での想定誤りパターン) |
| 運用フロー | 月次の流れ(証憑→AI→承認→投入→締め→レポート)に過不足はないか |
| セキュリティ | 顧問先データの分離・トークン管理・AIへの送信 などの説明で気になる点 |
| 料金・契約 | 顧問先への提供形態(人数・通数・サポート範囲)について感じたこと |
4 情報漏洩対策(重要視している方針)
顧問先の財務データと、各社会計ソフトの認証情報を預かるため、以下を 基盤レイヤーで強制 する設計です(アプリの if 文では守りません)。
check_circleテナント越境の物理的禁止:DBの行レベルセキュリティ(RLS)で、別の顧問先の行はクエリしても返らない。
check_circle会計ソフトのトークンは暗号化保管:復号はサーバ内のみ、画面・ブラウザに絶対露出させない。
check_circle書類PDFは非公開バケット+短期署名URL(数分で失効)。共有はしない。
check_circleAIには「学習しない/ゼロ保持」設定のAPIキーを使用。PDF本文をログに残さない。
check_circle事務所スタッフはMFA必須、ロール(admin / staff / client)で最小権限。
check_circle会計ソフトへの自動投入は必ず人の承認後。冪等キーで二重投入も防止。
check_circleすべての閲覧・送信は監査ログに追記。テナント所属者は自テナント分のみ閲覧可。
※ 詳細な設計書は GitHub リポジトリ docs/architecture.md / docs/security.md に掲載しています。
5 現時点の限界(正直にお伝えする内容)
このデモはまだ「動作プレビュー」です。以下は「これから」の段階です:
- 表示データは すべて架空(実際の顧問先データは含みません)
- ログイン認証は 未実装(評価しやすさのため誰でも入れる状態)
- AI による 実 PDF からの仕訳生成 は、サーバ側コード一式は完成済み・本番稼働はまだ
- マネーフォワード / freee / 弥生への 実 API 送信 は次のフェーズ
実運用には
認証・テナント分離・実 API 連携 を組み込んだ Phase 1〜3 を順次進めます。
6 フィードバックの送り方
下記のテンプレに沿って、画面のスクリーンショット付きでメール/メッセでお送りいただけると助かります。
テンプレ
・触った画面:(例:DriveKeiri ホーム / 仕訳承認)
・良かった点:
・気になった点・直してほしい点:
・実務でこれは厳しい:(必須機能の不足など)
・追加したいシナリオ:(こういう書類も試したい等)
疑問点だけでもOKです。「ここはどういう想定?」のご質問だけでも構いません。